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豊中市医師会講演会

 昨日(7/9)は、豊中市医師会の学術講演会でした。年10回程開催され私はその皮膚科を担当しています。

 約1年前から企画準備してきたのですが、今回は当院でも月2回診察にいらしている関西医科大学皮膚科の谷崎英昭教授に『痒みを伴う皮膚疾患治療UP-TO-DATE』という演題でお話しいただきました。

 痒みを伴う皮膚疾患として、主にアトピー性皮膚炎を中心として原因・病態を基礎から、治療法を過去から現代そして最新の生物学的製剤、JAK阻害剤、PD4阻害剤といった既存のステロイド製剤と異なる薬剤の話しまで詳しく説明いただきました。特に近年治療に使われるようになった生物学的製剤、JAK阻害剤などは“人生を変えるほどの効きめ“と言われるほど劇的な痒みの減少と皮疹が消退して良い肌の状態を維持出来るようになり患者さんの生活をガラッと変える事が出来るようなってきており当院でも5名ほど治療されていて満足度の高い治療のひとつになっています。また、今後の治療がどのように変わって行くか等の展望なども話していただきました。

 今回は医師会の学術講演会という事で会場またはWEB視聴により聴講出来たのは医師会の先生方のみで一般の方々は聞く事は出来ませんでしたが、今後の日常診療において皆さんに最新情報を還元出来たらと考えています。





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